終わってなんかいない
はじめから 始まってなんかいなかった
途切れたんじゃない
はじめから 繋がってなんかいなかった
ただ、いつも思い描いてた
運命も未来もない中で
おぼろげに聞こえる声だけが ぼくを照らした
夕暮れはいつも傍に居たけど
ぼくを連れていってはくれなかった
世界なんて 何一つ信じられないことも、
不確かなものだけが生きられることも、
かみさまがいないことも、
えいえんがないことも、
全部 知っていた
くろいフェンスに囲まれたまま
ぼくはまだかえれないんだね
忘れたい、と願ったよ
目を閉じて、
耳を塞いで、
それでも、振り返ればついてきた
でたらめに歩きつづけても
道は一本しかなかった
もどる術を持たないから 進むしかないんだ
たとえばそれが、果てに続いていても
<05,04,16>