手を伸ばしては失ったのは何だったか
(いまはもう わすれたけれど)

神様の音だけはいつも聴こえていた
(うえから したから みぎから ひだりから)

わきおこる光をいったい人は何と呼んだか
(神様の根っ子をひきぬいて かわりに星をうえてみた)

たしか”のろい”と呼んだのか
(それはいったい いつだったか)

3つの鈴がなっていた
(だれかがずっと呼んでいる)

太陽がゆれ 月がおどった
(にぎられた手をふりほどく)

雲をかきわけ 手をさしだして
(もうひとつの手はかるい)

星を見つける
(そしていったい何を失った)





( 06,5,19 )