イラナイと 笑った母

病室にも似た 白い場所でカエった君

月明かりに照らされて歌う歌



あたたかなモノを
夜が連れ去って逝く

何億個もの光をひきつれて
天井にカーテンを引いてゆく


描かれたドームの中
それでも僕は知っていた

僕を照らすその光でさえも

何億年も前に死んだ光だと





あたたかな闇の方へ
2006,3,13