僕は忘れないよ

君がその引き金を なんの躊躇いもなく引いたとしても
睨みつけるその瞳に 一筋の光が見えなくとも

君が生きていた事

四角い空しか 知らなくても
じゃらり となる重たい枷に縛られていたとしても

手のひらから伝わる熱に侵されながら
布越しに感じる人の体温
微かでもしっかりした 呼吸の音

それは 確かに暖かかった

一歩ずつ近づく夜を食い破ろうとする、その姿さえ
僕は包み込んでしまおう
冷たくなりつつある 僕の全てで

君が望むなら、夜を迎えることだって怖くはない

切り落とされた腕を捧げながら
捕まえた星に願うよ

愛しい君へ






050314